2014年10月18日土曜日

和の心、どう伝えるか…⁉︎

直近通訳体験記…

地元の商工会議所青年部活動の一環で

地域ブランドを世界に紹介、プロモートする試みをしている

狭山ブランディング研究チーム

の通訳として、東京は麻布にある東京アメリカンクラブの婦人部会の

皆様の定例会にて開催された



益子焼と狭山茶のプレゼンテーション及び利き茶のデモンストレーション

に参加させていただく機会があり、



日本古来の伝統文化を海外の方々に

紹介し、ブランドとして認知いただき

広めていただくことの素晴らしさ、

大切さを感じることができました。

ひとえに " Cool Japan " を

世界に発信とはいえ、

誤って伝えては本末顛倒です。

通訳させていただき、難しいと思った

のはお茶の製造工程や種類の違いの

微妙な風味のニュアンスを英語でどう

伝えるかという点でした…




例えば、手揉み茶をどう伝えるか…

普段あまり飲む機会の少ない手揉み茶

皆さん初めての味だったり

するわけです…

味覚は主観的要素が強いので、

語彙選定に苦慮しました…

例えば…

単に、bitter (にがい)、sweet (あまい)

ではなく、

「甘さの中に些少の渋みが後からくる...」

"Sweet but a bit of stringency comes afterwards..."

みたいな到底アメリカの方々には

未知の味覚体験になります。


日本古来の伝統文化を他国の方々に

伝えることの難しさを改めて感じ、

更に表現方法の引き出しを増やす

努力をしようと襟元を正しました。